双葉鍼灸整骨院(住之江区)2月だより

いつも有難うございます。立春過ぎより寒さが増し急に気温が上昇し今年は気温の変動が大きく私たちの体も対応に追われます。そんな中抵抗力が落ちますとインフルエンザに
コロナとウイルス、ヘルペス他、感染症はいつ何時私たちの体を襲うかわかりません。
ウイルスたちが体内に入るのを防御し、入ってしまったら増殖させないように抵抗力を
つける。そして素早く体外に排泄(解毒)することが肝心です。
健康な体で過ごすため日々体調管理にお気をつけ下さい。
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防御 粘膜を強くしましょう。

東洋医学では、粘膜は「肺」に属していて、春になると多くなる「アレルギー体質」とは様々な刺激に対して過敏に反応する体質の事です。

鼻の粘膜が過敏だと鼻炎に(花粉症や副鼻腔炎を含む)。気管が過敏だと咳に(喘息・気管支炎を含む)皮膚が過敏に反応すれば皮膚病になります。口の中の粘膜や膀胱・膣が弱いとそれぞれ口内炎、慢性の膀胱炎、慢性の膣炎になります。

もちろんウイルスや細菌も粘膜が強くなければ安易に侵入されてしまいます。

漢方では「肺」を強くするものを選びます。そして体内に侵入してしまった病原菌やアレルゲンは腸の免疫細胞が戦ってくれます。それを活性化するのが腸内フローラ、乳酸菌です。
1000種類もの腸内細菌はそれぞれ働きが違いますので乳酸菌と言っても多種多様のものが必要です。

加えて腸には2キロ近くの腸内細菌が常在していてこれらに
エサをあげないとうまく力を発揮できません。餌となるのが食物繊維や
オリゴ糖などです。「プレバイオティクス」と言います。 

そして解毒力、東洋医学では体の中に溜まった悪いものをデトックスしてくれる漢方の事を
「瀉剤(しゃざい)」と言います。腸に働いて便として出すものや、体内の不要なものを水分とともに尿に出す利尿剤、汗として皮膚表面から出す発表剤などがあります。体は最大限の力で人体を守っています。その後押しをしていくのが私どもの漢方薬、漢方食品なのです。健康体を保つため、防御力、免疫力、解毒力を最大限に生かし健康体を保ちましょう!

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